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小児歯科

◎初めて歯科医院へ来られるお子さんと保護者の方へ

 当院では、お子さんにまず歯科医院へ慣れてもらうことからはじめます。

初めての治療用のイスに1人で座るのが難しい場合は保護者に抱っこしてもらった状態でもかまいません。

むし歯のお話や、何故治さなければいけないかをお子さんに聞いてもらいます。

治療に使う器具や器械を実際に触ってもらったり、お口の外で使用したりして、事前に使うものをお子さんに確認してもらいます。

恐怖心が強いお子さんには、以上のことを繰り返して慣れてもらうこともあります。

治療時間はお子さんの疲労度や心的飽和を考慮して決めますが、基本的に10分から20分にとどめています。

◎乳歯のむし歯

 子どもの乳歯は、生後6か月くらいから生えはじめ、この頃に乳児の周りにいる人(多くは母親)から乳児の口の中にむし歯菌が感染します。

感染時期が遅ければ遅いほど子どものむし歯のリスクは低くなるので、感染予防のため乳児の周りにいる人は、お口を清潔に保つように心がけて下さい。

◎乳歯はむし歯になりやすい

 乳歯は永久歯に比べて、むし歯菌の出す酸に溶けやすいため、むし歯になりやすいです。特に自分で十分な歯磨きが出来ないうちは、保護者がしっかり仕上げ磨きをしてあげて下さい。

永久歯は乳歯の下で育ち、生えるときを待っています。「どうせ生え替わるから」と乳歯のむし歯を放っておくと、乳歯の下で待機する永久歯に悪影響を与えます。

乳歯のむし歯は必ず早めに治療しましょう。

◎乳歯の大切な役割

◎小児のむし歯予防について

 乳歯や生えたばかりの永久歯をむし歯にしないため、ご家庭でのホームケアと歯科医院で行うプロケアの両方が大切になります。

ホームケアですること

プロケアですること

◎小児の歯並びについて

 乳歯から永久歯へ生えかわる時期は、個人差があります。(男の子より女の子の方が早いです)

永久歯は乳歯の下で育ち、生える時を待っています。小さい乳歯が大きい永久歯に生えかわるとき、顎の骨が広がらずに、永久歯が、抜けた乳歯のスペースに入りきらないと歯並びが悪くなってしまいます。

 

◎歯並びをよくする方法

 永久歯の大きさと、顎の骨の大きさの割合がつりあい、調和が取れていたら永久歯は自然ときれいに並びます。

不調和が大きいとき・・・歯列矯正が必要になります。

不調和が小さいとき・・・咬合誘導『Disking』という方法があります。

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